見どころ
歴史好きな皆様には、①磐余池はどこにあったのか?②天武朝が作った大官大寺はどこなのか?
などミステリーたっぷりのコースとなります。
歴史好きでなくても磐余池推定地~大官大寺跡~藤原宮跡までは万葉の森と明日香北部ののどかな里歩きが楽しめるルートです。
『磐余の地から飛鳥の里へ、ひょっとしたら大津皇子もこの道あたりを通ったのでは・・・。』そんなことを考えながら歩くのもまた楽しいですね。
最初の吉備池廃寺から磐余池推定地まではあまり見どころもなく、少し我慢して歩いて下さい。
スタート 大福駅
ゴール 畝傍御陵前駅
歩程 約9.5km
尚、事前に『香久山周辺散策マップ』を見ておかれることをおすすめします。
『香久山散策マップ』にはたくさんの神社や面白い石が紹介されていますがとてもとても見きれませんね。
このままでは少し迷いそうですので、詳細図を作っています。
図の赤線が基本コースです。青線がお好みの寄道コースです。
最初の吉備池廃寺のところは池の周囲を一周することができます。雑草が繁ってくると・・・。
磐余池推定地の途中で稚桜神社を寄道に加えています。磐余池を特定するのに『ワカサクラ』という神社の存在が結構大きな意味を持ちます。
そして御厨子神社まで寄道すれば『月輪石』を拝することができます。古代の磐座信仰の名残と言われています。
図の中に薄緑色で三つの場所を明示しています。この場所は天武天皇が作った大官大寺の『高市大寺』があったところではと議論されています。実は、現在遺跡として存在する『大官大寺跡』は文武天皇の時代に建設された大官大寺の跡であることが検証されています。
まとめてみると官大寺の変遷は下図のようになります。
最初に訪問した吉備池には吉備池廃寺というものが発掘されておりそれは百済大寺の跡ではと言われています。
吉備池廃寺に関しては多くの方がまとめをされていますので、そちらを参照下さい。
それでは参考の写真です。
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