佐紀路と佐保路を繋げて歩いてみましたが、佐紀路は佐紀路、佐保路は佐保路で完結させたほうが歩きやすいと感じました。そこで佐保路として単独のコースを考えてみました。多くの部分が『ならきたまち』に相当しますのでならきたまちmapを片手にのコース選定となりましたが、意外と面白いコースになりました。『仮称:監獄ホテル』あたりがほんとうに完成するとまた人の流れが変わるのかもしれませんね。
尚、このあたりを歩かれるには『きたまちmap』が必須のような気がしますので二つほど紹介致します。
歴史好きな方には『きたまち散策マップ』、お店も加えてなら『BURARIマップ』あたりでしょうか。
案内図では、なんとなく青色のラインで若草山の方に誘導していますね・・・。
ポイントの写真と少し蘊蓄が入ります・・・。
奈良女子大学は奈良奉行所の跡地に建っています。そして奈良奉行所の牢屋が旧奈良監獄へとつながっていきます。
又奈良女子大学は明治42年、旧奈良監獄は明治41年、そして奈良ホテルが明治42年と奈良にとって明治41年~42年は一大エポックの年でした。
奈良奉行所の復元模型はならまちの『奈良市史料館』で確認することができます。
奈良奉行所の牢屋が奈良監獄署の牢屋になり明治4年にはは西笹鉾町に移転します。
そして明治42年に再度移転新築されたのが旧奈良監獄でした。
設計者はジャズピアニストで有名な山下洋次郎のおじいさん山下啓次郎氏でした。
尚、山下啓次郎氏の関与が確実視されているのは奈良監獄、千葉監獄、鹿児島監獄の三つではともいわれています。
そしてこれらの監獄を設計するのに欧米8ヵ国約30の監獄を視察しています。
結果がドリームランド・・・。それもまたいいですね。
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